2009年9月29日火曜日

シルバーウィーク







シルバーウィークなんて言葉が、誰がかんがえたのだろう・・・。ゴールデンウィークにちなんでシルバーらしいのだが、聞きなれないので、シルバー=年配のイメージが強い。まあ、次のシルバーウィークは、2016年とのこと。なんだかな~。



今回私のシルバーウィーク前半は、御蔵島にドルフィンスイムに出かける予定が台風接近でツアーは、中止になってしまいました。子供たちも休みなので、遊びに連れていこうと思い、急遽、金華山に登山に出かけることになりました。山登りは、嫌いではないので(山下りは嫌い。)早速お弁当を持って登山開始。私も金華山に登った記憶はないので、初登山になる。調べてみると金華山は、いくつかルートがあるらしく、とりあえず以前に海斗と一緒に下ったことのある、百曲登山道を選択。いくつかの大きな岩盤がむき出した登山道で、登山をしているという感じのある道だ。何度か休憩を入れて1時間20分位で登頂。その後、お弁当を食べ、リス村で遊び、ロープウェイで下山の予定が、なんとロープウェイが40分以上の行列。小学校1年生の夏海と年中の海斗には、待ち時間は退屈でじっと待っていることなどできるはずもない。子供たちに歩いて下山できるかと聞いたところ、「できる~。」との元気な答え。正直、「ほっとした。」子供の体力には、驚きだ。その後、同じ百曲を下山。何度か休憩をいれ、1時間もかからないくらいで下山した。家までの帰り道は、当然車の中であっという間に夢のなか。子供たちにも、私にも良い経験になった1日でした。



ところが、次の日。家から見える金華山を眺めていたら・・・。また、今日も行きた~い。との2人。恐るべし子供たち。彼らは、やればやるだけ吸収して、力をつけていく。こちらが驚かされる。私は、子供たちの気持ちには、できるだけ応えてやりたいので、早速栄養ドリンクを飲んで、老体に鞭。再び登山の用意。2日目は、お昼からの登山。妻にお弁当をお願いして、子供たちとの約束を守る。今回は、めい想の小径を選択。こちらは、私も経験がない。お昼を食べてから行こうと言ったのだが、やはり外で食べたいとの返事。お弁当を持っていざ金華山へ。



今日もたくさんの人がいた。めい想の小径は百曲より距離は長いが、緩やかなルートらしい。いざ、頂へ。登山道入り口からしばらく歩いて、馬の背ルートとめい想との分かれ道でお昼ご飯。下から見える岐阜城を目指して出発。最初は、木々の間を抜けていく気持ちのよい緩やかな小道。この緩やかな小道は、子供たちには退屈なようだ。昨日の道のほうが楽しいらしい。さすがに、昨日の疲れもあり、次第に休憩の回数も増えていく。まあ、何事も息抜きが大切。そう子供たちに言い聞かせながら、登っていくうちに、傾斜もきつくなり、岩盤の登山道に・・・。途中、岐阜の街並みが見えるところがいくつかあり、休憩していると、夏海が、あれ「長良公園じゃない?」「下に着いたら公園で遊びたい」と言い出す。お前らの体力は、底なしか?まあ、今回は帰りロープウェイの予定だったので、ちょっと遊べば満足するだろうと思い公園の約束をした。頂上付近、大人でも険しく感じる岩盤を子供たちは頂上目指して、黙々と登り続ける。頂上に着いたら、お決まりのご褒美のアイスクリームが食べれるのもあり、「アイスクリーム!・アイスクリーム!」といいながら頂上まで登った。登り始めから約2時間をかけての登頂。早速、アイスクリームを食べ、ロープウェイ乗り場にいくと・・・・。昨日よりも長蛇の列。1時間以上の待ちらしい。今回は、お昼からの登山のため、1時間も待てばこのまま日が暮れて寒くなる。ましてや、1時間以上の退屈な時間は正直無理。迷ったあげく、子供たちにまたまた、歩いて下山できるか聞いてみる。夏海は、さすが1年生。普段歩いて学校に行くので問題ないとの返事。さすがに、年中の海斗にとっては体力の限界。しかし、このまま時間だけが過ぎてしまうと、暗くなって歩いての下山もできなくなるので、最短ルートの百曲を選択し下山開始。夏海は、軽快に下山していくが、やはり海斗は限界のようだ。海斗を抱っこしての下山。途中1度の休憩を入れて、約30分で下山した。しばらくしてから、暗くなり公園は断念し、お風呂へ直行。ここでも、2人はすこぶる元気に楽しんでいた。本当に、子供たちの底なしの体力には、驚かさせられた2日間だった。






また、行こうな! 夏海 海斗。

2009年9月25日金曜日

プロフェッショナル潜水士




7月から始めた消防職員のための6日間のプロフェッショナル潜水士向けトレーニングも終わり、ひと段落。潜水士トレーニングは、職業潜水士として各消防本部の水難救助隊に所属している職員に6日間の過酷なトレーニングを行い認定するプログラムです。現在行っているプログラムは、九州で海上保安庁・自衛隊などを指導している恩師の考えたプログラムを参考にいろいろなトレーングをおこないました。今回は、岐阜市消防本部・羽島郡消防本部の2人を徹底的に叩き上げ、現場で即座に対応できる潜水隊員を育てるのを目的にしておこないました。さすが、現役若手職員だけあって体力は素晴らしい。どんなトレーニングにもついてくるので、こちらもやる気がでてきてしまう。「これでもか!」と鬼教官になる。今回のトレーニングを通して私もかなり勉強になった。元海軍大将 山本五十六の言葉が最近では、本当に身にしみてわかるようになってきた。先人の名言は、素晴らしいと感じた。


彼等が、各消防本部の水難救助隊隊長になっていく日々もそれほど遠くはないだろう。




 「やってみせ 言って聞かせて させてみて 誉めてやらねば 人は動かじ」